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韓ドラレポ「ある日〜真実のベール」視聴感想

おすすめ度 ★★★

作品情報

  • タイトル:ある日〜真実のベール
  • 原題:어느 날
  • 放送:2021年11月27日〜12月19日 全8話
  • 脚本:クォン・スンギュ
  • 演出:イ・ミョンウ

出演

  • キム・スヒョン▶︎キム・ヒョンス
  • チャ・スンウォン▶︎ シン・ジュンハン
  • キム・ソンギュ▶︎ト・ジテ
  • ヤン・ギョンウォン▶︎パク・ドゥシク

あらすじ

どこにでもいるような普通の大学生ヒョンス(キム・スヒョン)は偶然ホン・グクファ(ファン・セオン)と出会い、互いに引かれ、酔って一晩を共に過ごす。目が覚めるとグクファは殺されていて、ヒョンスは殺人事件の容疑者となってしまう。絶望するヒョンスを見た弁護士のシン・ジュンハン(チャ・スンウォン)は、事件の弁護を引き受けることにする。無罪立証のため孤軍奮闘するヒョンス。ヒョンスを信じてはいないが無罪を立証したいシン・ジュンハン。自分が見たことだけを事実とする警察と検察。それぞれの“正義”を守るストーリー。

(Amazonプライムビデオ より)

ネタバレ感想

2008年のBBCドラマ「Criminal Justice」を韓国リメイクしたドラマです。

キム・スヒョンとチャ・スンウォンの豪華共演は見なくては!と思い視聴しました。
うーん、とにかく重い、、、暗い、、、
刑務所の生活を見てるだけでも心が折れそうになるし、病みそうでした笑
刑務所内が過酷すぎて更生どころか普通の人が荒んでいく場所になっていて、絶対に入りたくないなーという抑止力になっていたと思います。
暴力的な描写が多いので苦手な方はご注意ください。

そして司法の闇って怖い。冤罪ってこういう風に生み出されるんだな、、、
いつ誰の身に起こってもおかしくないし、魔が差したとか、さらにそれぞれの立場に立ってみても、どれも大いに理解できる主張に思えるところがさらに考えさせられました。
自分が何かに巻き込まれるなんて誰も予想できないのに、今作では一夜であんな事態になるなんて、ハメを外した分の代償が大きいなぁ(*_*)
毎話が苦しくて、切なさやもどかしさなどいろんな感情が渋滞していて、もし16話もあったら私は多分耐えられないなと思ったので8話で助かりました…笑

重い雰囲気の中でもチャ・スンウォンのキャラがほどよくダサくて、ほどよくかっこよくて、少し救われた気がします。
人間味があって、最後まで諦めない一流弁護士でした!

キム・スヒョン大学生役違和感なさすぎてお見事でした!
表情や目の動きから希望と失望、絶望と諦めの変化が伝わり、迫真の演技に引き込まれて圧倒されました。
最初は弱々しい姿ばかり見せていましたが、生き残るために変わっていく姿、その演技の振り幅が素晴らしかったです!

ト・ジテを演じたキム・ソンギュssi、カッコ良すぎません?
他の作品でもお見かけしたことはありましたが、今回の役が特にハマって個人的にはこれからさらに大注目です。
パンパンの腕とあの話し方のトーンなど全てツボでした(//∇//)
ジテの過去になにがあったのか、スピンオフで見たい!
でも、なぜ最初からヒョンスに対して優しくしてくれてたのかは最後まで謎でした。

途中で変わった高級な弁護士がヒョンスを無料で弁護をしてくれる動機が謎だったり、最後の証拠写真も警察に渡してたはずなのになぜずっと見つからなかったのか、あの憎たらしい検事と刑事はあっさりとあれで終わりで良かったのかなど、腑に落ちない部分も多々ありました。
とりあえず警察と検察の捜査があまりにも甘すぎると感じました。
ラストの終わり方も個人的にはスッキリではなかったです。

でも、最後まで見ただけでも自分を褒めてあげたい!笑
面白かったんですが、苦しくて2回目はもう見れないなぁ〜(o_o)笑

ABOUT ME
Natsu
小学生のころに韓ドラにハマり、そのまま15年以上韓ドラを追いかけ続けている淑女です。