ドラマレビュー

韓ドラレポ「個人の趣向」視聴感想

おすすめ度 ★★★

作品情報

  • タイトル:個人の趣向
  • 原題:개인의 취향
  • 放送:2010年3月31日〜5月20日 全16話
  • 脚本:イ・セイン 、キム・ヒジュ
  • 演出:ソン・ヒョンソク、ノ・ジョンチャン 

出演

  • ソン・イェジン▶︎パク・ケイン
  • イ・ミンホ▶︎ チョン・チノ
  • キム・ジソク▶︎ハン・チャンニョル
  • ワン・ジヘ▶︎キム・イニ

相関図

あらすじ

パク・ケイン(ソン・イェジン)は、建築界の鬼才として知られる父が設計した伝統家屋“サンゴジェ”に住む家具デザイナー。恋人チャンニョル(キム・ジソク)からのプロポーズを今か今かと待ち望む日々を過ごしている。そんなある日、彼女は若き建築家チョン・チノ(イ・ミンホ)と偶然出会うが、お互いが最悪の第一印象を抱きながら、その場を離れる・・・。
芸術院の設計コンペ入選を狙うチノは、主催者が心を奪われたという“サンゴジェ”を詳しく調べることこそ入選の近道だと考え、“サンゴジェ”を訪ねると、なんとそこには最悪な印象のケインが!
友人の借金を肩代わりさせられ、せっぱ詰まっていたケインが下宿人を募集していることを知ったチノは、“サンゴジェ”への興味から、部屋を貸してほしいと申し出るのだった。 男性は入居させないと初めは渋っていたケインであったが、ひょんなことからチノをゲイだと勘違いしたことで、彼を下宿人として迎えることになる。神経質なチノとずぼらなケインは事あるごとに衝突するが、チノの指導のもとに女磨きに邁進、2人の距離は少しずつ縮まっていく。自分をゲイだと信じ込むケインの姿に後ろめたさを感じていたチノは、ついにカミングアウトしようと決意するが…。

(チバテレ より)

ネタバレ感想

髪型や服装も含めちょっと古臭いですが、この時代のドラマらしく韓ドラあるあるなエピソードが満載でした。
最悪の出会いをした2人が仕方なく同居することになり一緒に暮らすうちに段々惹かれ合っていくという何度も見たことある設定ですが、ソン・イェジン×イ・ミンホだから最後まで見れました。
このドラマの一番のハイライトは、チノが言う「ゲームオーバーだ」のシーンかなと思います。

正直個人的にはあまりピンとこずハマりませんでした…。
最初の何気ない嘘がどんどん収集がつかなくなり悪循環、ひと昔前の韓国ドラマという感じでもありますがかなりじれったい…。
チノが嘘ついて全然弁解しないとこや、物事をはっきり言わないのが見ててもどかしかったです。
両家の親の反対要素は安定に描かれていましたが回収があっさりすぎて驚き。
ゲイに対する認識や描き方がまさにあの時代らしく、今の時代ではあんな風に描けないだろうなと思ったり。

他のメインキャストについては、チャンニョル根は悪くないけどお父さんがダメ、イニもはや友達とは思えない性格でダメ、リュ・スンリョン演じる館長は硬派で切なくて良かったです!

ケインが住む伝統家屋「サンゴジェ」が魅力的で私もあんな家に住んでみたいと思いました。

改めてこうやって韓国の古いドラマを見ると、韓国ドラマがここ数年で急速に進化してるのがほんとによく分かると思わされました!

OST

  • YOUNHA/Nonsense
ABOUT ME
Natsu
小学生のころに韓ドラにハマり、そのまま15年以上韓ドラを追いかけ続けている淑女です。