韓ドラレポ「屋根部屋のプリンス」視聴感想

おすすめ度 ★★★★

300年の時を超え、私の部屋に王子様がやって来た！？過去と現実を壮大な愛が駆け巡る、ファンタジーラブコメディ！

Contents

作品情報
出演
あらすじ
予告
ネタバレ感想
OST
さいごに。

作品情報

タイトル：屋根部屋のプリンス
原題：옥탑방 왕세자
放送：2012年3月21日〜2012年5月24日全20話
脚本：イ・ヒミョン
演出：シン・ユンソプ

出演

パク・ユチョン▶︎イ・ガク/ヨン・テヨン

ハン・ジミン▶︎パク・ハ/プヨン

イ・テソン▶︎ヨン・テム/ムチャン君

チョン・ユミ▶︎ホン・セナ/ファヨン

イ・テリ(イ・ミンホ)▶︎ソン・マンボ

チョン・ソグォン▶︎ウ・ヨンスル

チェ・ウシク▶︎ト・チサン

あらすじ

朝鮮王朝の世子イ・ガクの妃ファヨンが宮中の池で死体となって発見される。最愛の妃を失ったイ・ガクは、特別な才能をもつ臣下3人組とともに捜査を開始する—。それから約300年後のソウル。大手通販会社の本部長ヨン・テムは、従弟のテヨンを連れ戻すために渡米するが、言い争いの末に海に転落したテヨンを見捨てて帰国してしまう…。一方、謎の刺客に襲われたイ・ガクと臣下たちは、崖を飛び越えた拍子になんと2012年にタイムスリップ！たどり着いたのは、ソウルで一人暮らしをするパク・ハの屋根部屋だった。混乱の中、イ・ガクは自分にそっくりのテヨン、ファヨンに瓜二つのセナの存在を知り、現代ですべての謎を解くことを決意。紆余曲折の末、4人の怪しい男たちと同居するハメになったパク・ハは、次第にイ・ガクの純粋さに惹かれていくが…。

(BS TBS より)

予告

ネタバレ感想

このドラマ見た当時、「トキメキ成均館スキャンダル」ぶりのユチョンを見れるのが嬉しくて視聴前からかなり楽しみにしていたのを覚えています◡̈

朝鮮時代の架空の時代を描いたタイムスリップ系のロマンス時代劇です。
世子のイ・ガクは第20代国王の景宗を元に描かれたと言われています。
笑いあり、涙ありで、楽しめる要素がぎっしり詰まった名作ドラマです！

ストーリーの発端となる世子嬪(嬪宮)の謎の死から物語が動き出します。
それについて世子のイ・ガクと家臣たちが捜査を開始し、謎の刺客に追われてる最中に2012年にタイムスリップしてしまったという流れです。

前半はとにかくコミカルなシーンが多くて面白いです！
ガクと3人の家臣たちが300年後の現在にタイムスリップしてきて、ソウルの生活に順応しようとする姿が可愛くて笑ってしまいます(^^;
一万ウォンの印刷された成宗大王を見て「チョーナー」とひれ伏したり、観光地と化している元宮廷・昌徳宮を訪れて涙を流したり、、、笑

一応国を守る王とその王を守る家臣たちとして朝鮮時代ではみんな男らしいのに、現代の革命に翻弄される姿に“男らしさ”の“お”の字も見当たりませんでしたが、とても可愛くて釘付けになりました笑
ダサいジャージ姿を見て、これは慣れるの大変そうだなと思ってたんですが、しっかりスーツを着こなしていたり、カップラーメンのフタを三角折にし取り皿にして食べれてたり、お酒の席での上下関係のマナーまで完璧にできていたり、、、適応力が早すぎて脱帽します笑

ジャージ姿がほんとのダサかったなぁ(；▽；)笑

突然やってきた謎の人たち(普通に変質者)をなんだかんだで受け入れ、現代に適応させるためにいろいろ教えてあげるパク・ハもすごすぎるんですけどね！ちょっと無防備かなとは思いましたけど笑

ストーリーが進むにつれてコミカルよりもシリアス色が強くなっていきます。
前半とのギャップがすごいので置いていかれないように気をつけましょう笑

陰謀や復讐劇などのサスペンスがあったり、ロマンスも回を重ねるごとにどんどん切なくなります。すごく切ない。
さらに現代と過去の謎が合わさってストーリーに深みが増していきます。
朝鮮時代に想い合っていた二人の現代にまで繋がる、300年を超えた壮大な愛が切なくて、終盤は涙が止まりませんでした。輪廻転生は本当にあるんだと信じたくなります！
いつか報われてほしい、こんな一途な子に出会いたい、私もそんな自分でいたいなと思わされました。