おすすめ度 ★★★★★
韓国5000万人が夢中になった初恋の行方…社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ!
作品情報
- タイトル:応答せよ1997
- 原題:응답하라 1997
- 放送:2012年7月24日〜9月18日 全16話
- 脚本:イ・ウジョン、イ・ソンヘ、キム・ランジュ
- 演出:シン・ウォンホ、パク・ソンジェ
出演
キャスト一覧
- ソ・イングク▶︎ユン・ユンジェ
- チョン・ウンジ(A Pink)▶︎ソン・シウォン
- ホヤ(INFINITE)▶︎カン・ジュニ
- シン・ソユル▶︎モ・ユジョン
- イ・シオン▶︎パン・ソンジェ
- ウン・ジウォン▶︎ト・ハクチャン
- ソン・ドンイル▶︎ソン・ドンイル
- イ・イルファ▶︎イ・イルファ
相関図
あらすじ
ソウル市内の居酒屋に集まった30代の男女。懐かしい顔ぶれとの再会に、テーブルを囲む彼らには笑顔があふれる。
今宵、この場で結婚を発表する2人とはいったい誰なのか…?
その真相を解き明かすように、物語は彼らが高校生だった1997年の釜山にさかのぼる。
18歳のソン・シウォン(チョン・ウンジ)はH.O.Tのトニー・アンの大ファンで、勉強そっちのけで毎日トニーのことばかり考えていた。
一方、幼い頃に両親を亡くし、両親の親友であるシウォン両親の親友であるシウォンの父母の世話になりながら兄のテウン(ソン・ジョンホ)に育てられてきたユンジェ(ソ・イングク)は、成績は常にトップで運動神経も良く、容姿端麗で非のうちどころのない“完璧”な男子。
生まれた時からいつも一緒のシウォンとはケンカばかりしているが、いつの頃からか“ただの幼なじみ”だった彼女に恋心を抱くようになっていた。
現実の男子よりもアイドルに夢中で「恋」だの「愛」だの言われてもピンと来ないシウォンだが、ある日、親友ユジョン(シン・ソユル)からユンジェに告白したことを知らされる。ユンジェもまた、告白の返事をどうするか、シウォンに相談するのだが…。
(BSテレ東 より)
予告
ネタバレ感想
まず言いたいことは、まだ見てない方たちへ、大推薦です!!!自信持っておすすめします!!!
大大大好きなドラマで、今では完全に応答せよシリーズの虜です❤︎
韓国でもケーブルテレビとしては異例の視聴率を叩き出し社会現象を巻き起こしたドラマです。
まさに家族全員で楽しめる国民ドラマ!!!
このシリーズ特有のリアルな私生活を見てるような自然さと俳優さんたちの伸び伸びした演技が見てて心地いいんですよね☻
このドラマを制作した監督、脚本ともに元はバラエティー番組出身の方々で、キャスティング時希望していた俳優たちにことごとく断られて本当にものすごい苦労したとインタビューで答えていました。
キャスティングが終わったあとはわんわん泣いたそうですが、結果としては大当たりで大成功したドラマになりましたね。
https://www.google.co.jp/amp/s/news.kstyle.com/m/article_amp.ksn%3farticleNo=1955604
見どころ①
応答せよシリーズで見どころの一つとして、時代背景など当時流行していた音楽やエンタメ、ファッション、事件まで扱いストーリーの中に組み込み、視聴者たちの懐かしさを刺激します。
本作では1990年当時の釜山を舞台に、H.O.T.の猛烈なファンとしてヒロインのシウォンが描かれています。
夢はH.O.T.のトニー・アンと結婚すること、ファンクラブの幹部になるために血で書いた手紙を送ったり、トニー・アンの家の前で野宿したり、いわゆるK-POPの第1世代アイドルの追っかけです。(アイドルの応援は純粋に、情熱的に!笑)
当時人気を分けたH.O.T.とSechs Kies(ジェクスキス)のファンクラブ同士の対立のシーンなどもあったり、K-POPアイドルのファンの方はこういう点でもこのドラマを楽しめると思います。
シウォンと一緒にH.O.T.の追っかけをしていた親友のユジョンがある時からSechs Kiesに乗り換え替えたことで二人が大ゲンカしてたシーンとかなんだかリアルでクスッと笑ってしまいました笑
ちなみに、このドラマにトニーが本人役でカメオ出演していましたね!
H.O.T.のライバルグループだったSechs Kiesのウン・ジウォンがメインキャストの一人として高校生役で普通に出てたのにもビックリしました。
- H.O.T.
活動期間:1996年~2001年
韓国の芸能プロダクションSMエンターテイメントによって「10代の代弁者」として企画され、1年の選抜期間を経て1995年に結成。
韓国で圧倒的な人気を誇り、韓国アイドル界の歴史を変えたとも言われている。
活動当時、「韓国のSMAP」とメディア等で紹介されていた事がある。
ファンクラブもしくはファンの総称は「CLUB H.O.T.」。公式応援カラーは白。
- Sechs Kies(ジェクスキス)
活動期間:1997年~2000年
1997年4月15日にDSPメディアよりデビュー。
当時H.O.T.と韓国アイドル界の二大巨頭と呼ばれるほどの人気を得ていた。
ファンクラブもしくはファンの総称は「YellowKies(イェローキス)」、公式応援カラーは黄色。
ドラマの制作発表会のときに、H.O.Tのメンバーだったトニー(左)と、リードボーカルだったムン・ヒジュン(右)が登場されて、ライバルだったSechs Kiesのト・ハクチョン役のウン・ジウォン(真ん中)と仲良く映ってるのも絶頂期当時では考えられなかったと思います。
H.O.T.ファンにもSechs Kiesファンにも嬉しいドラマですよね!
このキャスティングを考えた監督改めてすごいなと(^^)v
見どころ②
ドラマのメインは同窓会の行われている2012年と、そこへ集う主人公たちの高校時代を過ごした90年代とを行ったり来たりして進んでいく青春ラブストーリーです。
この現在の同窓会シーンで、シウォンの結婚相手が出てくるんですがその相手が誰なのか?というのが最終話まで引っ張られます。
ドラマ内に敷かれている伏線を探しながら視聴者たちが考察するというのもこのシリーズならではで、このシリーズの楽しみ方の一つです。
(「応答せよ1994」にカメオで本作の結婚相手とシウォンが出ていてネタバレになってしまうので、順番通りの1997→1994→1988で視聴することをオススメします。)
初恋の甘酸っぱさ、青春のときめきや泥臭さを感じられる素晴らしいドラマです!
楽しかったあの頃には戻れないからこそ青春って良いよなぁ、、、(遠い目)
見どころ③
初恋をめぐる男女の繊細な心の動きが丁寧に描かれて、見ていてドキドキしました。
アイドルに夢中なシウォンと不器用ながら一途に彼女を思い続けるユンジェカップルがお似合いすぎてめちゃくちゃ好きなカップルです。
放送後の各受賞式でベストカップル賞を受賞するの納得ですね!
シウォンに恋しているのはユンジェだけではなく、彼の兄のテウンもシウォンのことが好きなのです。
それで兄弟の関係がちょっとぎこちなくなってしまうわけですが、後半に向けて兄弟がお互いを思い合う場面が素敵でした。
優しいヒョン大人らしくてかっこよかったです!
始めの方に書いてあるようにアイドルグループの追っかけをしていたシウォンからすると、愛や恋やという前に、彼らに夢中で勉強よりも最優先な何にも代えがたい“オッパたち”の存在がデカすぎて、そんな彼女を見つめる視線があっても鈍感すぎて気づかないんですよね(^^;
生意気そうなこの時のソ・イングクが大好きです。
アイスマンと呼ばれるぐらいクールなのに、シウォンの前だとウブになるの可愛すぎます!
ついでに色気まで持ち合わせてて最高なんです!
兄のテウンとのディナーでテウンが会計してるときにテウンのスーツの裾で手を拭いたり、小生意気なシウォンも可愛くて良かったです!
ハクチャンとユジョンソンジェも好きなんですが、特にINFINITEのホヤ演じるジュニ!恋模様が切なかったなぁ、、、
ユンジェとシウォンが好き合ってるのに気付いていたからこそユンジェへの視線がより切なく見えました。
叶わないだろうけど、ものすごく応援したくなるなりました。
難しい役所だったと思うんですけど、繊細な気持ちがうまく表現できていたと思います!
シリーズ三作を通してヒロインの両親を演じるソン・ドンイルとイ・イルファが人情味溢れるアボジとオンマすぎて、個人的にこのシリーズでは一番好きなキャラクターかもしれないです❤︎
喧嘩もしますが、仲良くて愛情深くて、こんな二人の元に生まれたらそりゃ伸び伸びして面白くて良い子に育つだろうな〜と思ったり!
役名が本名のままなのも遊び心があって、そういうとこがさすがバラエティー出身のスタッフだけあるなと思わされました。
見るか見ないかは自己責任↓
とりあえず1話から名シーンをぶっ込んでくるんですけど、載せるの我慢してたので、とっくにネタバレはしちゃってるんですけどここで盛大にネタバレ含んだ画像載せさせてください。
見たくなかったのに〜〜〜という方も責任は取りませんので、自己責任でお願いいたします。
見たことある方なら、きっと、思い出してキュンキュンしちゃいます。だからそれはそれで見ないと逆に後悔しますよ。
まぁとにかくただただ私の自己満記録なのです。
いきますよ。
載せますよ。
きゃーーーーーーーーーー!!!
キスシーンいっぱいあるんですがとてもエロいんです、、、!というかソ・イングクがエロい!!!
1話の確認キスから病院の階段キス台所キスなど、キスシーンが全て伝説級。
はぁ〜〜〜大好き〜!!!って叫びたいですね。
OST
ドラマの主役でもあり歌手でもあるチョン・ウンジとソ・イングクの二人で歌っているOSTが2曲が最高なんです!
息ぴったりで何回も聴きたくなります♪
(公式のはネタバレ含まれますのでお気をつけください。)
- チョン・ウンジ&ソ・イングク/All For You
音楽番組で歌ってるバージョンもどうぞ❤︎
ドラマ放送の4年後にまた二人で歌ってくれたのを見れたのはファンとしては歓喜です(;_;)❤︎
- チョン・ウンジ&ソ・イングク/우리 사랑 이대로(Still Our Love Continue)
音楽番組バージョン♪
さいごに。
私の年代ぐらいだと懐かしい〜って回顧しながら見れないので、そう見れる人たちはよりこの作品を楽しめるのが羨ましいです!
しかし、韓国内の当時の流行とか分からない私ですら面白いと思い楽しめたので誰でもきっと楽しめます!勝手に私が保証します!
最終回ラストのナレーション紹介させてください▼
情熱的で純粋だった、本当に懐かしい当時
聞こえるか?聞こえるなら応答せよ
僕の90年代よ
ドラマ最終話
あとに続く応答せよシリーズに、「刑務所のルールブック」、「賢い医師生活」と名作ばかりが作られたのを考えると、やっぱりこの1997は貴重だと思いますし、尊い!