ドラマレビュー

韓ドラレポ「空から降る一億の星」視聴感想

おすすめ度 ★★★★

原作は、2002年にフジテレビ系列で放送された北川悦吏子脚本の大ヒットドラマ。
孤独な男が初めて知った愛と幸せ。数奇な運命に翻弄される男女。
少しずつ明らかになっていく真実に胸が締めつけられる、悲しくも美しいラブストーリー!

作品情報

  • タイトル:空から降る一億の星
  • 原題:하늘에서 내리는 일억개의 별
  • 放送:2018年10月3日〜 全16話
  • 脚本:ソン・ヘジン
  • 演出:ユ・ジェウォン

出演

  • ソ・イングク▶︎キム・ムヨン
  • チョン・ソミン▶︎ ユ・ジンガン
  • パク・ソンウン▶︎ユ・ジングク
  • ソ・ウンス▶︎ペク・スンア
  • ト・サンウ▶︎チャン・ウサン

相関図

あらすじ

広告デザイナーのユ・ジンガン(チョン・ソミン)は幼い頃に両親を失い、20歳年の離れた兄ユ・ジングク(パク・ソンウン)と2人で暮らしている。ある日、親友ペク・スンア(ソ・ウンス)の陶芸展に招待されたジンガンは、パーティーのスタッフとしてやってきたビール会社の従業員キム・ムヨン(ソ・イングク)と出会い、彼の失礼な発言に憤慨。兄のジングクもまた陶芸展に向かう途中でムヨンとすれ違い、彼の眼差しになぜか胸騒ぎを覚えるのだった。一方、スンアは恋人である財閥御曹司チャン・ウサン(ト・サンウ)が有名教授の陶芸品を彼女の作品として展示したばかりか、作品解説のトークショーまで準備していることを知ってウサンを責める。2人の会話を耳にしたムヨンは偶然を装って作品を壊し、スンアが嫌がっていたトークショーを阻止。スンアはたちまちムヨンに夢中になり、彼と付き合い始める。しかしムヨンが別の女性と映画館にいる姿を目撃したジンガンは、スンアへの気持ちが本気だとは思えず、ムヨンに会うたびにケンカ腰になってしまう。そんな中、女子大生殺人事件を捜査していたジングクは、数々の手がかりからムヨンが事件に関与していると直感するが・・・。

(公式サイト より)

ネタバレ感想

日本で大ヒットした『空から降る一億の星』のリメイク版です。
日本版未視聴なので比較なしの韓国版のみの感想です。
ラストの結末についても触れているので未視聴の方はお気をつけください。

ソ・イングクってカッコいいのはもちろんなんですが、他のイケメン俳優たちとはまた違う独特な魅力にやっぱり引き込まれるなぁと改めて思いました。
ムヨンのあの眼差し、善なのか悪なのか…どちらとも取れる目つきや態度に翻弄されるヒロインの葛藤に共感できました。
感情がないような冷徹な男と愛する人を守る男、両方を見事に演じていて素晴らしかったです。
あとはシンプルに色気ダダ漏れ!!!笑
ビールの樽持ち上げてるのとか逞しくてめちゃくちゃ良くないですか?❤︎

最初どうなるかと思ったムヨンとジンガンですが、素敵なカップルでした。
二人とも幼い頃に抱えた闇を持っていますが、暗い心の中に愛を持っているムヨンと明るくて強い母性を持ったジンガンがとてもお似合いでした。

そして久々に見たサッドエンディングのドラマ!
ここ数年日本や他の海外の作品も含めて、ハッピーエンドのものか続きを匂わせるような結末の作品が多かったので、ハッピーエンドが当たり前になっていてもはやサッドエンドのサの字も忘れてました笑

悲劇的なラストですが、可哀想という感情にはならなかったです。
悲惨でもなく、美しいような…ん〜ちょうどいい表現が見つからないですね…。
とはいえ、辛い過去を背負っていた二人がやっと前に進もうとしていて、もう少し穏やかで幸せな時間を過ごさせてあげたかったなぁと思ったり、できることならずっと幸せに暮らしていく二人を見たかった!という気持ちの方がもちろん大きいです。
ですが!ドラマの雰囲気にマッチしていてこれはこれで全然ありかなと。
切なさの中にも温かさを感じることができたので良かったです。
全体的に少し重苦しい雰囲気ですが、純愛ラブストーリーのような素敵な作品でした。

ちなみに、日本版を見てないので思ったことなんですが、パク・ソンウンが演じたジングクの役すごい難しいキャラクターだと思うんですが、日本版で演じていたのがさんまさんってちょっと想像つかないなぁ…笑

OST

  • ソ・イングク、チョン・ソミン/Star
ABOUT ME
Natsu
小学生のころに韓ドラにハマり、そのまま15年以上韓ドラを追いかけ続けている淑女です。