おすすめ度 ★★★
作品情報

- タイトル:配達人〜終末の救世主〜
- 原題:택배기사
- 放送:2023年5月12日 全6話
- 脚本:チョ・ウィソク
- 演出:チョ・ウィソク
出演
- キム・ウビン▶︎5-8

- ソン・スンホン▶︎リュ・ソク

- カン・ユソク▶︎ユン・サウォル

- イ・ソム▶︎チョン・ソラ

あらすじ
深刻な大気汚染により荒廃した未来の世界。人類生存の鍵は、現代とは大きく異なる存在価値をもつ、”配達人”たちが握っていた。
(Netflix より)
ネタバレ感想
人間が当たり前に吸っている空気が大気汚染により酸素が不足し、その酸素を買わないといけない世の中になってしまうという、設定がとても面白くて興味そそられました。
荒廃した近未来が舞台になっているため演出やセットも見ていて面白かったです。
CGなどを多用していて、キム・ウビンがタバコ吸っているシーンのタバコがCGだということには脱帽しました。
大気汚染された世界で酸素を届ける”配達人”を演じるキム・ウビンめちゃくちゃかっこよかったです。
立ってるだけでも、銃を構えてても、マスク姿でも溢れ出るカリスマ性!
それに加えあの低い声がカッコ良すぎてずっと聞いてたいとさえ思いました。
5-8に憧れるサウォルを演じるカン・ユソクの”少年漫画の主人公感”がすごかったですね。
サウォルの体が突然変異なのでそれに沿った深いエピソードも欲しかったなぁ…その謎が気になっていたのに深掘りされず説明が詳細に語られなかったのが残念でした。
配達人たちが結束して巨大な悪に立ち向かうわけなんですが、正直相手がそこまで強い悪ではなくて、ちょっと魅力不足な悪だったかなぁと思います。(ソン・スンホンは大好きです)
冒頭でこの近未来の厳しい環境状況が説明されていましたが、大変そうなところでマスクを外しているシーンがあったり、食べ物や武器はどこから調達してるのだろうかなど細かいことも気になってしまいました。
映像やセットにものすごくお金がかかって壮大な世界観がすごい。ですがストーリーはちょっと物足りなくて少し残念でした。
話数をもう少し増やして世界観もっと深掘りしてほしかったなと思います。
6話とコンパクトですが、シーズン2とかを匂わせずしっかりキリのいいところで終わらせれたのは良かったです。
アクション漫画のように深い事考えずに楽しむ作品でした!!!