ドラマレビュー

韓ドラレポ「花遊記」視聴感想

おすすめ度 ★★★

作品情報

  • タイトル:花遊記
  • 原題:화유기
  • 放送:2017年12月23日〜2018年3月4日 全16話
  • 脚本:ホン・ジョンウン、ホン・ミラン
  • 演出:パク・ホンギュン

出演

  • イ・スンギ▶︎ソン・オゴン(孫悟空)
  • オ・ヨンソ▶︎ チン・ソンミ(三蔵法師)
  • チャ・スンウォン▶︎ウ・フィ(牛魔王)
  • イ・ホンギ▶︎チョ・パルゲ/アーティスト名PK(猪八戒)
  • チャン・グァン▶︎サ・オジョン(沙悟浄)
  • イエル▶︎マ秘書
  • イ・セヨン▶︎プジャ

相関図

公式サイトより

あらすじ

幼いころから霊が見えてしまう能力のせいで不気味がられ、いつも独りぼっちだった孤独な少女チン・ソンミ(オ・ヨンソ)。ある日、偶然出会った牛魔王ウ・フィ(チャ・スンウォン)からあるモノを取ってきてほしいと頼まれ五行山に入る。そこには、神々から怒りを買い、長い間妖力を封印された孫悟空ソン・オゴン(イ・スンギ)が閉じ込められていた。ソンミはオゴンを五行山から出してあげる代わりに、悪霊たちから自分を守ってほしいと持ちかける。オゴンはその提案を受け入れ「俺の名前を呼べばいつでも駆けつけてお前を守る」と、絶対に破れない‘妖怪と人間の契約’をソンミと交わす。しかし五行山から出て自由になったオゴンは、ソンミの記憶から自分の名前だけを消して逃げてしまう。オゴンの名前を思い出せず、彼を呼び出すことができなくなったソンミは、また独りぼっちになってしまう。
それから25年間、ソンミは自分を騙して消えてしまった名前も思い出せない妖精さん(オゴン)を探しながら、霊が見える能力を活かし、いわく付き物件専門の不動産屋を経営する女社長に。そんな中、飲むと無敵になる「三蔵法師」の血を受け継いだ人間が現れたという噂を聞きつけたオゴンはその人物を捜し出す。ところがそれは25年前にオゴンと契約を交わした少女、ソンミだった!再会したと思いきや、自分を食べようとするオゴンから身を守るため、ソンミは牛魔王からもらった<緊箍児>をオゴンの手首につけキスで作動させる。<緊箍児>の力によって、ソンミを愛するようになってしまったオゴン!そんなオゴンのツンデレな優しさが<緊箍児>の力によるものだと知りながらも心惹かれてしまうソンミ!果たして、妖怪と人間の愛の真偽は…!? 

(公式サイトより)

ネタバレ感想

「西遊記」の現代版パロディです。
もともと中国の「西遊記」が小さい頃からすごく好きなんですが、このドラマでは西遊記の中のキャラクターたちがどんな風に描かれているのか興味深くて視聴してみました。

孫悟空、三蔵、沙悟浄、猪八戒、とおなじみの名前が出てくるんですが、みんながしっかり人間の姿で原作のキャラクターを生かしつつ、全く別物のファンタジーに仕上がっていて、さすがホン姉妹ですね!!!
恋愛面も絡めて、違う考え方での孫悟空たちが見れて面白かったです!

愛に縛られて、三蔵を守り抜こうとする孫悟空、、、しかしその愛が本物なのか、道具の魔力によるものなのか、本物じゃないなら傷つきたくないがゆえに、なかなか素直になれない二人、見ててもどかしかったぁ!じれったい!!!笑

オ・ヨンソが三蔵のときと、アサニョに一瞬魂を乗っ取られてしまったとき、本当に人格が変わって顔つきも変わってるように感じて、当たり前ですがさすがプロだなと感心してしまいました。

いろんなオ・ヨンセ拝めて、とにかくどれも美しかったです❤︎

魔王と悟空の関係性とか絡みが面白くて好きでした。
お互いを信頼し合ってますが、利害が一致しないと裏切る良い(?)関係。
おちゃらけてる魔王も好きですが、羅殺女を思うときのまなざしから優しさや切なさ、悲しみがとても伝わってきて、愛情深い魔王がとても好きになりました。
マ秘書に言った「私の許可なく死ぬ覚悟など2度とするな」というセリフにキュンとしました。

他のキャラもみんな愛しいんです!!!そしてとても一途!!!それぞれの愛に形に胸が熱くなりました。
完璧なハッピーエンドと言える結末ではなかったかもしれえませんが、それぞれが小さな幸せを見てけられて良かったです。
それにしても好きな人を守るためにみんな自分を犠牲にしすぎ~!笑

個人的にイ・セヨン最初ゾンビの姿で出てきた時びっくりしました!
あの登場のビジュアルにびっくりしたのと、イ・セヨンってこんなかんじの役やるんだ?!という驚きがありました。「王になった男」の王妃の役が好きだったもんで、、、
正直プジャはすぐいなくなってしまうキャラクターかなと思っていたんですが、思いのほか話に深みを与える存在だと感じました。
後半のアサニョに乗っ取られたあとの雰囲気もまたガラリと変わり素晴らしかったです(ここも上記の三蔵が魂入れ替わった時と同じく、さすがの演技に感動しました)。
プジャとしても、アサニョとしても、最後まで切ないキャラクターでした。

猪八戒とプジャ、玉龍の関係も切なかったですね。

ラストの龍のCGは結構しょぼかった。
孫悟空の「おい」になんかハマった。
最後はほんの少しでもいいから幸せそうにしてる2人の描写が見たかった。
反日描写は賛否分かれる。
サルのぬいぐるみ可愛すぎて欲しい。

というかんじで駆け足にはなりますが(急にまとめ笑)、コメディ要素結構強めなので、ファンタジー、コメディ好きなラブストーリーを求めている方にオススメです!

ABOUT ME
Natsu
小学生のころに韓ドラにハマり、そのまま15年以上韓ドラを追いかけ続けている淑女です。