おすすめ度 ★★★
近づけそうで近づけない、幼なじみとの淡い恋!笑って、泣いて、ドキドキする“癒やし系”胸キュン・ラブコメディ!
作品情報
- タイトル:風船ガム
- 原題:풍선껌
- 放送: 2015年10月26日〜12月15日 全16話
- 脚本:イ・ミナ
- 演出:キム・ビョンス
出演
- チョン・リョウォン▶︎キム・ヘンア
- イ・ドンウク▶︎パク・リファン
- イ・ジョンヒョク▶︎カン・ソクチュン
- パク・ヒボン▶︎ホン・イスル
あらすじ
兄妹のように育ったリファン(イ・ドンウク)とヘンア(チョン・リョウォン)。時にケンカもするが、周囲が恋人と間違うほど仲が良い二人。しかし、リファンの母ソニョン(ペ・ジョンオク)がそれを快く思っていないことを知るヘンアは、自分に世話を焼くリファンを、それとなく牽制していた。ある日、リファンは財閥グループの娘イスル(パク・ヒボン)とお見合いをする。男っ気がなくオシャレに無頓着なイスルは、自分の財産にしか興味を示さない男たちにうんざりしていたが、優しい気さくなリファンにときめく。そんな中、ヘンアは交際中の上司ソクチュン(イ・ジョンヒョク)に別れを告げ、ソクチュンの部屋から自分の荷物を引き上げる。そんなヘンアの異変にいち早く気づいたリファンは、傷心のヘンアを守りたい一心で、ソクチュンの家に乗り込む。
(BS11 より)
予告
ネタバレ感想
二日間でパパッと見たんですが、内容が正統派なだけに、特にここ!っていう印象深い点はなかったかもしれません、、、(決してつまらなかったという意味ではありません。)
幼馴染の男女が大人になって本物の愛を見つけていくという過程を丁寧に描いた作品という印象!
ドロドロした展開とか全くなく、悪い人も出てきません!
毎回この幼馴染もので思うのが、幼馴染としてしかも家族のようにずっと過ごしてきたという普通の友達とは格段に違う関係性、それだけでも特別な感情があるはずなのに、そこからさらに恋愛関係になるって本当に複雑な感情なんだろうなぁ〜と感嘆しちゃいます
チョン・リョウォンとイ・ドンウクの演技が良かったです!
二人の繊細な眼差しや表現がとてもリアルで、カップルになったあとも、兄弟のような、でもしっかりカップル感もある素敵な空気感を醸し出していてお似合いでした!
チョン・リョウォン演じるヘンアの自然体なかんじがとても好きでした。
ラジオディレクターの役なのでラジオのシーンが多く、楽しく見れました。
そこで流される曲やセリフがドラマの中で効果的に使われていた気がします。
ヘンアの元カレのソクチュンと、リファンに恋するイスル、キャラクターのインパクトが弱めに感じちゃいました。正統派の落ち着いたドラマだからこれぐらいがちょうど良いのかな〜とか考えたんですが、なんだか物足りなかったです、、、
そしてこのドラマ、ただのラブコメではありません。家族物語と言っても良いぐらい家族にかなり軸を当てています。
特にお母さんが出てくる分量結構多めです!なんなら後半はお母さんが主役と言っても過言ではないです笑
お母さんの過去がちょっと切ないなとは思ったんですが、だからと言ってヘンアを傷つけて良い理由にはならないので、そこの想いをあまり理解することができませんでした。
そこに共感できたらもう少しこのドラマに深く入り込めたかもしれませんね。
病気になってからのお母さんはまるで別人になってしまいました。
大変なこともたくさんあると思いますが、家族で助け合って、悲しい中にも幸せな瞬間がたくさんあるんだと思える描き方が良かったです。
家族の病気との向き合い方が丁寧に描かれていました。
ラブラインはメインの二人とは別にもう二組進行されますが、そちらの展開もほっこりできてよかったです。
コミカルでドラマを盛り上げてくれる2組でした!
ドラマのピークが13話あたりだったので、最後の3話ぐらいはのほほんとした感じで、どこで終わっても良さそうな雰囲気でした、、、とはいえ最後までしっかり楽しませていただきました!!!
さいごに。
大きな展開とか出来事も特にないですが、ほっこりして人間って温かいな〜って思わされるドラマです!
たまにはこういうのもありですね!